会長挨拶

 同窓会会員の皆様には、お健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
 昨年は、令和7年10月に「日本の憲政史上初めての女性首相」が選出されました。
 もう一つうれしいニュースです。われらが母校・宮崎大学農学部長 國武久登先生が令和7年度の宮崎県文化賞(学術部門)を受賞されました。おめでとうございました。
 季節の話ですが、日本列島は南北に長いので地域によって梅雨入りが異なります。
 昨年は、南九州を例にとると、梅雨入りが早く、そして梅雨が明けるのが早くて、その分、夏のシーズンが大変長く感じられたことでした。
 その間に線状降水帯に見舞われたり、被災地が記録的な豪雨に見舞われるなど、自然災害の恐ろしさを、まざまざと見せつけられました。会員の方々には被害はなかったかと気にしていました。
 このほか昨年は、コメの価格の話題(生産者サイド、消費者サイド両方からの考え方の意見)、市街地や人里つまり人間の生活圏にまで出没するクマ騒動、などがあった中で、アメリカのワールドシリーズ野球で、1試合3本塁打・10奪三振快挙という究極の二刀流を実現したり、優勝決定戦では日本人3選手の活躍・貢献度抜群で野球の醍醐味が詰まった試合で後世に語り継がれるであろうと思われる位の日本人選手の活躍もありました。感動したという一言です。

 今年は、午年(馬)です。多くの皆さんがご存じのように「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。
 人生の禍福・幸不幸は変転して定まりないもの、予測しがたいものという例えです。要約すれば、昔国境の塞(とりで)近くに住んでいた翁の馬が逃げた(不幸)。数か月後その馬が名馬を連れて帰ってきた(幸)。ところが翁の子が落馬して怪我をした(不幸)。その子は怪我をしたお陰で兵役を免れ戦死しなくて済んだ(幸)。というような意味の言葉です。人生には調子のよい時・良くないときが交互にかわるがわる巡って来るという一つの考えです。
 一つ一つを前向きに捉え、長い目で見ることの大切さを教えてくれていると思います。
 別の諺として「花に百日の紅無し、人に千日の好無し」という言葉もあります。これも同じような例えです。人間は調子の良い時ばかりは続かない。調子のよい時ほど一層気持ちを引き締めて慎重に対応しましょうという例えです。ブレないように考え、心を強くして中庸を行くことでしょうか。
 まことに貴重な教えをいただくものです。

 同窓会は、先達が営々として築いてこられた輝かしい伝統と、揺るぎない社会的評価を伝承するという幸せに恵まれていると考えています。
 我々同窓会は、各県に36支部があり活発に絆を深めています。さらに、宮崎県内でも、それぞれ支部総会や同門会総会を開催し、「絆」、「つながり」を確かめあっています。
 同窓会支部や会員とのつながりを大切にしていきます。
 同窓会会員の皆様の更なるご健康とご活躍を祈念しつつ、2026年がすばらしい年になりますように祈って新年のご挨拶と致します。

*事務局附記;元宮崎県出納長、元宮﨑大学監事(2004.4~2010.3)、同窓会会長(2018.5~)


農学部長挨拶
農学部長 川村 修

  新春を迎え、同窓生の皆様におかれましては、益々ご健勝にてご活躍のことと心よりお喜び申し上げます。また、平素より宮崎大学農学部の教育・研究・地域連携活動に多大なるご支援とご協力を賜っておりますことに、改めて厚く御礼申し上げます。  さて、宮崎大学農学部は一昨年、創立100周年という大きな節目を越え、昨年度は「第二の百年」の第一歩を踏み出しました。大正13年(1924年)に宮崎高等農林学校として誕生して以来、地域とともに歩み、農業・環境・生命科学の発展に寄与してきた本学部にとって、101年目を迎えた昨年は、過去の歩みを礎に未来を創る極めて重要な年でありました。これまでの6学科を再編し、「獣医学科」と「農学科」の2学科制へと改組しました。教育研究体制の再構築を通じて、農学の幅広い知をより総合的・実践的に学べる環境を整えました。これにより、学生が分野を横断して学び、課題解決型の思考力と実行力を培うことを目指しています。新体制のもとで迎えた令和7年度の入学生たちは、まさに新しい時代の宮崎大学農学部を象徴する存在です。彼らは農学の多様な分野に強い関心を持ち、入学当初から地域課題への意欲的な取り組みを見せており、私たち教職員にとっても大きな希望となっています。
 また、農学部はこれまで以上に地域との連携・共創を重視しています。宮崎県は豊かな自然資源と多様な農業生産が特徴であり、その強みを生かした研究・教育活動を進めることが本学部の使命です。食料生産の持続性、環境保全、バイオテクノロジーの応用、そして地域の一次産業の振興など、次世代の農学が取り組むべき課題は多岐にわたります。こうした課題解決の現場に、学生が主体的に関わる機会を増やし、「現場から学ぶ」教育をさらに充実させていく方針です。
 さらに、昨年度は本学農学部教員の多方面にわたる顕著な活躍が際立ちました。日本獣医学会賞を関口敏教授(獣医学科)が受賞されたほか、宮崎県文化賞(学術部門)を國武久登教授(農学科)が受賞されました。また、日本電気泳動学会学会賞(児玉賞)を榊原陽一教授(農学科)、CYTOLOGIA奨励賞を平野智也准教授(農学科)、伊藤記念財団賞を北原豪教授(獣医学科)および仲西友紀准教授(農学科)がそれぞれ受賞されました。全国大学附属農場協議会特別功労賞を西脇亜也名誉教授が、農場教育賞を松尾光弘講師(農学科)が受賞されました。そして、金子泰之准教授(獣医学科)が第30回九州地区日本小動物獣医学会卒後研修会坂本紘賞、多炭雅博教授(農学科)が2025 BEST SEMINAL PAPER AWARD
JOURNAL OF IRRIGATION AND DRAINAGE ENGINEERING、新村芳人教授(獣医学科)が公益社団法人におい・かおり環境協会文化賞を受賞されました。加えて、日本畜産学会功労賞(西川賞)を入江正和名誉教授が受賞されるなど、教育・研究・社会貢献の各分野において、本学部教員の優れた業績が全国的にも高く評価されました。
 同窓生の皆様におかれましても、これまで培われた豊富な知識と経験をぜひ学生たちに還元いただき、教育や地域活動にお力添えを賜れれば幸いです。農学部の100年の歩みは、まさに同窓生一人ひとりの努力と実績の積み重ねによって形づくられてきました。これからの100年も、同窓生・教職員・学生が三位一体となって「農の力で未来を拓く」学部として歩んでいきたいと考えています。
 最後になりますが、新しい年が皆様にとって健康と幸せに満ちた一年となりますよう、そして宮崎大学農学部がこれからも地域と世界に貢献し続ける学びの拠点として、さらなる飛躍を遂げられるよう、教職員一同、力を尽くしてまいります。今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

*事務局附記;農学部教授(2006.4~)、農学部長(2021.10~)


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